デザイナーズマンションと聞くだけでオシャレなイメージが湧き、誰しも一度は住んでみたいと考えるのではないでしょうか。
そういったニーズを的確に捉えるためにデザイナーズの賃貸マンション経営に挑戦してみるのは良いかもしれません。
しかしデザイナーズマンションとは言ってもその定義は曖昧です。
賃貸マンション経営を成功に導くためのひとつの手段としてデザイナーズマンションを選択し、安定させていくためにデザイナーズマンションについて考えてみました。
ずばり、デザイナーズマンションは人気がある?
デザイナーズマンションはやはりとても人気があります。
通常のマンションは構造や内装、外観にいたってほぼ同じという印象がありますが、デザイナーズマンションはもともとデザイン性に優れているのはもちろんのこと、立地環境に合わせたデザインという、ここでしか出せないデザイン、ここだから意味のあるデザインといった個性が際立ちます。
唯一無二のマンションと言えるでしょう。
またデザイナーの洗練されたデザインは非日常を演出し、気分よく暮らせることで自分の格が上がったように感じられることも魅力のひとつです。
デザイナーズマンションは増えている?
デザイナーズマンションは増えてきてはいるものの、マンション全体で考えるとまだ10%(例:堺市)程度であり、まだまだ希少性が高い物件です。
他の人とは違うといった面をアピールできることがデザイナーズマンションの魅力でしょう。
そもそもデザイナーズマンションの定義とは?
実は建物の骨格を変えることなく、表面的に変化をつけるだけでもデザイナーズマンションと言えるのです。
その額数百万ほどです。
クロスを張り替える、フローリングの質を変える、流行のキャラクターを取り入れるといった目先の工夫だけでもデザイナーズマンションと言うことがあります。
本当のセンスが問われるところではあります。入居者の五感を刺激できるような内装、外観を目指したいですね。
これからのマンション経営の勝算
マンション経営において重要なのは入居率が高いことでしょう。
増え続けるマンションでは空室が目立ち、経営が立ち行かなくなり、メンテナンスができずに廃墟となりつつあるマンションも出てきています。
昨今は人口減少傾向が著しく、マンションにおいて需要と供給のバランスが崩れてきています。飽和状態のマンションの中から選ばれるマンションとなるためにはどうすれば良いでしょう。
マンションを買う人は、良い所に住みたい、交通の便が良い所、開放感のある所、環境の良い所といった環境の面、大きく広い家、間取りの良い家といった機能的な面とさまざまな条件を下げて探しています。
そういったニーズに合致するよう、良い所に良い建物を建てるということが基本となってくるのです。
少し値が張っても、良い所、良い建物に住みたいと考える人は必ずいます。長期安定経営を図るのであればこの「良い所に、良い物件」は大前提となるでしょう。
デザイナーズマンションオーナーのメリット
デザイナーズマンション経営をすることは、自身のセンスも問われますし、メンテナンスやコミュニケーションなどの仕事も増えますが、良い建物を持ち、それを管理することで自信が湧くという精神面に好影響を与えます。
建物が立派であると連動して、立派なオーナーという印象を与えられるでしょう。
もちろん管理を徹底できることが前提ですが、建物とオーナーの印象は連動していると考えられます。
良い物件を持っていると、退去率も下がりますし、仮に新しく入居者を募っても良い所には必ず人が入るのでそれほど苦労はせず、転売するにしても同じくスムーズにいくでしょう。
まとめ
人気のデザイナーズマンション。ピンからキリまでありますが、今後建てようと考えているのなら、良い建物を本気でつくる気持ちで建てましょう。
人の人生を快適に過ごすための土台となる家が不安定であれば必ず淘汰されていくことを忘れずに、マンション経営を勝ち抜きましょう。