どんなに立地が良く人気がある物件でも、
入居者の方のそれぞれの生活リズムにより、
入れ替わってしまうことは避けては通れません。
近年では、インターネット上で入居者を集めることが主流になってきており、
活用することにより集客率が上がることは確かです。
ですが、今回はあえて原始的な「チラシ」について
つかんでほしいポイントをお伝えさせていただきます。
インターネットでの集客ばかりに力を注ぎ、
チラシに対してないがしろになっているオーナー様も多いかもしれませんが、
この機会に一度改善してみてはいかがでしょうか?
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●入居者の募集の基本はチラシづくりから
●反応が良くなる募集チラシのつくり方
●周辺環境マップで利便性をアピールする
●まとめ
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1.入居者の募集の基本はチラシづくりから
募集チラシは入居募集においてとても重要なツールの一つです。
間取り図や、賃料、契約条件などが一枚の用紙にまとめてあるため、
物件をお探しの方にひとめで情報を与えられることができます。
つまり、物件の魅力を十分に伝え、お客様に興味を持ってもらえるような
チラシになるように考え抜く必要があります。
2.反応が良くなる募集チラシのつくり方
募集チラシの作成は基本的に不動産会社が行うことが多いと思います。
ですが、制作するスタッフが現地をみることなく作成をしたり、
専門家に外注する場合もあり、物件の良さが十分に伝えきれていない場合があります。
また、不動産業者指定の同じテンプレートで作成されていることも多いので、
レイアウトも他の物件と差別化できないことも難点です。
そこで、物件の特徴が120%伝わるように
オーナーさん自身がチラシ作成に関わっていく必要があります。
また、業者間のやり取りはFAXが基本なので、カラー作成だけでなく
予め、文字や写真がつぶれない白黒で作成したものを
別に用意しておくこともポイントの一つです。
さらに、物件紹介用のホームページを作成し、
チラシにそのアドレスまたはQRコードを記載しておくのも効果的です。
一枚の紙で伝えきれない魅力や情報を伝えることで、
さらに物件の魅力を引き立たてることができると思います。
3.周辺環境マップで利便性をアピールする
物件そのものの良さを伝えるだけでなく、物件の周辺情報を知ってもらうことも、
お客様が部屋を決める際の重要な決め手となります。
駅から歩いてきただけでは、そのルートで見た周辺環境しか目に入らず、
募集チラシの限られたスペースでも十分な周辺情報を伝えることはできません。
そこで、募集チラシとは別に周辺環境マップを作成し、
物件の周辺にどのような生活利便施設があるのかを
視覚的にアピールするような工夫をされるのをおすすめします。
物件を中心に、スーパー、コンビニ、ドラックストア、駅、病院、公共施設への
距離や所要時間、営業時間や電話番号なども掲載しておくと
わかりやすいですし、入居後も重宝されることでしょう。
まとめ
物件管理にもいえることですが、
一番ダメなことは、任せっきりにしてオーナー様が受け身の状態になることです。
マンションオーナーは経営者と同じです。
受け身ではなく、主体的に動く必要があります。
まずは小さなことから取り組み、大きな成果につながるよう
できることから始めてみてはいかがでしょうか?
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